市民の実践例

平成27年度「真のワーク・ライフ・バランス」実践エピソード表彰「いきいき見守り活動賞」受賞川西亮さん

ここでは,平成27年度「真のワーク・ライフ・バランス」実践エピソード表彰で,「いきいき見守り活動賞」を受賞された,川西亮さんのエピソードについて紹介します。

「いきいき見守り活動賞」

 長女の小学校入学を機に,今の住まいに転居してきました。

 慣れない土地での子どもの不安な気持ちを和らげるため,出勤前に学校の途中まで一緒に歩いていたのですが,次第に近所の子どもたちも加わり,5年経った今では6~7人の集団登校。私も気が付けば集団の一員になっています。

 最初は我が子しか目が届かなかったのに,近所の子どもたちにも目配りができるようになり,「おはよう!」のあいさつから「もうちょっと端っこを歩きや」「車が来ていないかよく確かめや!」などの注意まで,すっかり見守り隊のおっちゃん(?)気分です。

 些細な事ですが,これも地域活動になっているのかな,と思っています。また子どもを通じてご近所の方とも話せるようになったことをうれしく感じています。

 最近では,仕事に行くのが億劫な時でも,子どもたちの元気な姿を見て,何気ない会話をすることが,自分を応援してくれているようで,今日も一日がんばろうという気にさせてくれています。