市民の実践例

平成26年度「真のワーク・ライフ・バランス」実践エピソード表彰市長賞受賞吉田宏美さん

ここでは,平成26年度「真のワーク・ライフ・バランス」実践エピソード表彰で,市長賞「私の両立術賞」を受賞された,吉田宏美さんのエピソードを紹介します。

「私の両立術賞」

 私は現在32歳。主人と4歳の娘,2歳の息子と生活をしている。独身時代より務めている会社に現在も勤務しており,2回の育児休業を取らせていただき,両立中。ワーキングママと主婦,どちらがえらいなんてそれはないと思うが,ワーママの方が確実に時間に追われている。そのため,それぞれに両立をするための手抜き術や工夫をしている。私の場合は

 

 1 早起き

 子供がいると朝とてもバタバタするため,まだ寝ている時間を利用してお弁当を作ったり洗濯をしたり自身の身支度をする。早起きは三文の徳!まさしくそう思う。

 2 仕事は時間短縮で働く

 チーム員のスケジュールをエクセルで管理しており,全員共通認識を持ち仕事ができるためフォローをしやすいししてもらいやすいため,本当に助かっている。また,会社の制度も整っていて,時短しやすい環境にもある。時にもっと時間があったらこんな仕事もできるのにと悔しい気持ちにもなるが,数年の間こうして時短勤務させていただけることは本当にありがたいし,それに応えられるよう短い間でもがんばろうという気持ちになる。

 3 夫婦何事も協力

 育児も家事も夫婦で無理のないように協力しあう。カレンダーに食事の分担表を書いたり,保育園の送迎もあらかじめどっちがどの日行くかを話しているため,仕事も家事も予定が立てられて良い。食事と保育園の送迎はあらかじめ担当を決めているが,掃除や洗濯はそうそう支障がないためできる方がやるようにしていて無理のないように進められている。子供たちもパパ・ママどちらにも同じように関われる時間があるため,いい環境ではないかと思う。

 4 週末はおもいっきり楽しむ

 普段時間に追われており,なかなかやりたい事も行きたい所にも行けない分,週末は家族そろって遠出をしたり,公園やアスレチックで体を動かしたり,習い事をしたりして心身ともにリフレッシュをしている。

 5 2割あきらめる

 主婦に比べたら家事をする時間が少ないため,家をきれいに保つことが難しかったり,料理が手抜きの日があったりするが,たまには「まぁいいか」と思うようになった。仕事にしても,残業したりバリバリがんばっておられる方に比べてできる内容も限られているし,時間もないけど,「ある程度は仕方ない」と自分のことが嫌になったり,まわりに迷惑がかからない程度に諦めている。

以上。5つを実践中。